なにをやるにも、見た目を大事にするって人結構多いですよね。私もわりとその類なんです。自己満足です、ハイ。
スポーツやるには結構見た目って大事ですよね。恰好をみて、「アイツは張り切っている。」「手ごわそうだ。」なんて思うもんです。がね、実際プレーしてみると、なんちゃってもいっぱいいらっしゃってですね、すげー上手そうな石川遼クンさながらのナイスガイと、コース外れの森の中でコンニチハ。あ、またですかコンニチハ(苦笑)
いいんです。それでモチベーションが維持できるなら。なんちゃってでも(^^)/
大事です。
冗談はさておき、先だってのオリンピック男子サッカー予選の初戦。めでたく日本はサムライブルーを身にまとい(もはやブルーでなくない?)、強豪スペインを撃破!やりましたね。今日韓国に敗れましたが、この先日本サッカーには明るい大会だったのではないでしょうか。終わり方はあぁニッポンって感じでしたが。
初戦の中継が始まって、両チーム入場!タ~ンタタタ~ンタタ~ン♪
思いませんでした?「あれ?なんじゃこの色。」
欧州強豪チームに所属する若手ホープにオーバーエイジのスターを混ぜたスペインのユニフォーム。思い浮かぶのは濃赤シャツに青パンツ、黄色のアクセントを添えて。あれです。
こっちもそのつもりだったのに、なんとも爽やかすぎるミ・ズ・イ・ロ
スペインっぽいのが、ちっこい国旗と、ソックスに赤黄の輪のみ。見た目が全然スペインっぽくない。なんかわからんけど、「スペイン領なんとか諸島」みたい。
なんか弱そうだぜぇ!
結果的に日本が勝ったので余計そう思うのですがね、ぼくが見たってあのスペインが弱そうに見えたのは事実でして。あれがもし、いつものスペインのユニフォームで、日本が最近始めたアウェーの赤白だったら5-0でやられそうなくらい絶対スペインが強そうに見える。(あくまでもそう見えるって話です)
オリンピックのレベルならみんな強者なので、スペインのユニフォームにビビるってことはそんなに無いかもしれないけど、学生スポーツの場合は、このパターンで試合前に決まってしまう事が相応にしてある。
この辺じゃお山の大将学校が、めでたく全国大会に初出場を果たしたはいいけど、クジ運悪く初戦で、屈指の名門○○大付属××学院と対戦。全国で見慣れたユニフォーム着られて、バッチリのアップを見せられると、まず終わる。ビビる。初回にノーヒットでなぜかの5失点。
ぼくにその経験があるから言うことで、その位見た目はダメージを与える。これはもはや場慣れ、経験でしか克服できない。
けど、相手だって名門とは言え、晴れの舞台。エリートぶっても学生は学生。みんな同じ。だから、こっちも虚勢であっても強そうに見せる努力をしないといけませんのです。
学生スポーツで言えば、グッズを売りたい今のプロ野球じゃないんだからコロコロ今時のデザインに変えるのは良くない気がする。学生スポーツに限っては古臭い方が強く見える・・・気がする。あとは、持ち歩くバッグを全選手統一すると強そうに見える・・・気がする。アップのシューズもそう。揃えれるものは揃えた方がいい。・・・気がする。
あとはチームでのウォーミングアップの方法を新チームになった時点で全員で新しく毎年考えさせるのも良い。みんなで考えた方法だと、盛り上がり方が違う。昔っからのだとみんな飽き飽きやらされてる感が漂う。でもどんな形であれ、ウォーミングアップがきっちり統率がとれているかって事が大切で、アップがいいチームは相手から見て強そうに見える。
見た目ばっか気にしてもダメだけど、気にしないのもダメ。
学生だと試合前のメンタルはかなり結果を左右させてしまう。大事です。
って高校野球見てたら、ちょっと前の大会から、埼玉の浦和学院ってユニフォーム変えてたんですよ。昔の「URAGAKU」ってやつから、縦ジマのJPNみたいなやつに。
すげー弱そう・・・なんて思っていたら、楽勝してました。
ホントに強けりゃそんなに関係ない話です・・・。