「乗るべき列車は、一度しか通らない。」
リオネル・メッシ
13歳時にアルゼンチンからスペインへ渡る決心として家族に伝えた言葉。
マジか・・・。
13歳の時ぼくは何をしていましたっけ??
楽しかったのは覚えてるけど、何していましたっけ??
おそらく多くの方は「人生の選択」と言うのを実感するのが、高校の受験になるのでしょうか。
センセと、テストの点数眺めながら、安全圏を選ぶか、ギャンブルをするかみたいなとこです。とは言っても、学力や通学圏内である程度選択肢も決まった中での「人生の選択」
ぼくも、某私立高校で野球を・・・なんて数日間考えた事もありましたが、正直ぶん殴られてまで野球をする事もないなと即却下! この根性なし!
13歳で国を超えてとか言うレベルと話の次元が違うのです。
ナカジマくん15歳の冬。
あれから20年、やっとこ最近分かってきました。いつやってくるか分からない選択の瞬間に、自分は「準備」が出来ているか。準備が出来ているかそうでないかでその後の事の流れの全てが決まるんだと言う事に。しかもその準備をいかに早く始めているかが肝心。
メッシくんはバルセロナ行きの列車が来た時に、乗ってもあっちの国でイケるぜって自信が13歳の時にすでに準備されていたから列車に乗れた訳であり、もっと言えばバルセロナ行きのホームに辿りつけた訳で。
メッシくんは当時、成長障害がありバルセロナが全面協力で治療を行ったそうです。バルセロナに来なければ、サッカー選手になれたかも分からなかったと言うのは有名な話。バルセロナがそこまでして呼びたい存在に既にメッシくんがなっていたから今があるんでしょうな。
反対にナカジマくんは、準備は元よりハナっからこわーい先輩方にぶん殴られたくないが為に、甲子園行きのチャンスの列車に乗るのをやめたと言うより、甲子園行きの列車が通るかもしれなかった駅のホームに向かう事自体をやめてしまったのです。トホホ。
メッシくんとナカジマくんを比べているだけで涙が出てきました。
ウイイレで、全部99レベルのスーパー選手「中嶋晋作」を作ってメッシをこてんぱんにしてやろうと思います。
話しを戻して、
これから先、どんな世の中になるか分かりません。でも、事が起きてからどうしよう。事が起きてからその中で出来る事を選んでいこう。ではもう1テンポも2テンポも出遅れているか、選択肢も半減しているかどっちかだと思うのです。
流れに身を任せての生き方だと、ホームに着いても列車は過ぎているか、目的のホームに辿りつかず、違う行先に変えるかしかないと思うのです。
予想通りにいかないかもしれない。準備が無駄になるかもしれない。そんな事はわかりません。しかしいろんな事を頭に描いて、その準備をしないと勝負にならないと実感しています。だから、浅くてもいろんな事に興味を持つように心がけています。
準備が足りなければ列車に乗っても途中下車か、乗るのをためらう。
準備を全く怠れば、向かうべきホームさえも見つからず、たまたま見つけたホームでどこに向かうかも分からない列車に乗る事になるのです。
最近そんな事が、いろんな出来事を通じてわかってきました。