前に進むと言う事

 2012年も大詰めを迎えております。今年はどんな年でしたでしょうか?TVでもやっていましたが、マヤ文明の言い伝えをひねって解釈すると明日で人類は滅亡するんだそうです・・・。最後の晩餐何にしましょっか^^;

 

 やはりこの時期になるとお客様から学生のお子さんの進路のお話しがチラホラお聞きします。こないだ入学なんて話がもう進路の時期・・・時間は早いものです。

 ぼくはそうした話を進路を考えている学生本人と話す機会がある時に必ず伝える事があります。これはぼく自身の経験からの内容なので、さしたる価値もないのですが。

 

 ぼくは当時、「進路」と言うものを深く考えてはいませんでした。結局考えていた事はなんとなく行けそうな所。しかも苦労はなるべくしないで。

 だからまず野球で甲子園に行けそうな高校って選択肢を却下。練習きつそうだし、行った学校が必ず行ける保証もないし。そこまでの根性ないし・・・。結果どこ行っても練習はきつかったんですけどね。

 次は大学、中嶋君は体育しかないでしょうって周囲の目もありぃの自分でもそう思っていたのもありぃの。でもこの時点で将来こんな職業についてこんな事やってみたいなんて思考は全くありませんでした。ただ目の前の選択肢の中でなんとかなりそうなものを漠然と拾っていく感じ。

 

 そして就職。ぼく自慢じゃないですけど、当時も氷河期でしたが、試験受けた民間企業は全部内定を取りました。エヘヘ。すごいでしょ。・・・と言ってもこれにはタネがあって、周りのお友達から、受けて普通にこなせば内定もらえるよって教えてもらった企業を受けたからなんです。

 どんな職業に就きたいかより、どうやって内定を取るかになっていました。

 

 

 内定をもらった県内企業で半年働いた後に、野球のご縁で声をかけて頂いた駒ヶ根の製造企業にお世話になる事になった訳です。このご時世に野球でおいでよって企業はなかなか無いです。

 通った学校や、会社は結果的に本当に良い経験が出来たし、友人も出来たので、全く後悔はないのです。が・・・いかんせん選択の仕方が成り行きまかせで全くトボけていた訳です。全てが「結果的に良かったね」ってとこで救われていました。

 

 で働きながらやっとこやりたい仕事を自分で考えだし見つけ、今になっています。もし学生時代から、今の仕事を思いついていれば、職歴十数年のベテランです。それが30歳もなろうかのサラリーマンが仕事辞めて飛び出したとなれば、ほとんど我がまま。暴走。に近いものがありました。

 結果、今の仕事が出来て本当に良かったと思いますが、これもやっぱり結果論。もっと早く出来なかったのかと言う想いも強いです。

 でも、整体の道ばかりはよく自分でも踏み出したなって思います。

 

 

 ですから何を学生に言いたいかっていうと、

 

「今の時代、誰よりも早く目標を見つけ、それに向かって誰よりも早く準備し、誰よりも信念を曲げなかった物が勝つ」んじゃないかなって事です。

 

 簡単な事じゃないけど、まずは「将来何になりたい?」って聞かれて即答できる夢を持ってるだけでも絶対違うはず。絶対に!!!

 なんでもいい。早く具体的な夢をハッキリ持って欲しいです。で準備してほしい!

 

 今の学生の子たちに、そういう面でもお手伝い出来たらなって思います。

 

 

 ぼくの名前の晋作の「晋」には「進む」と言う意味があります。進む道を作る。それが、生まれながらにしてのぼくの指名だったのですが、気づくのが遅かったのかな。いやこれからです。前だけを見て進みます!

 見ていて下さい!

 

 

 ぼくが小学生の低学年の頃、名前の所以を聞く課題があり、親に問いただしたところ、「兄に「作」が付くもんで、次も「作」付けた方がいいと思ったのと、あのぉ・・昔いた高杉晋作?」と回答を頂きました。

 高杉晋作がどんな人か知っているか、あの回答では定かではありません。