人間(ブログ内では私を指します)の忘れっぽさと、欲の深さは呆れるほど早く増大してしまうものです。自分にとって関係のない事はすぐ忘れ、興味の湧いた物への要求はどんどん出てしまう。
最近、特に感じてしまうのが、我が愛しの横浜DeNAベイスターズのAクラス入りなるか!の話。万年最下位の弱小球団が、なんだか後半戦を迎えても3~6位のダンゴ状態の中にいて、ここんとこ連勝もして、ついに単独の3位につけている驚きの状態。(7/28時点)負ける時はボッコボコにやられ、こてんぱんなのに、たまに感動的な勝ち方をするから弱くても憎めない。最下位でも嫌いになれない。なんてのが通年の流れ。今でもボッコボコの時はあるんですけどね。
今シーズン、何とか最下位を脱出してくれたら御の字だと、仏の様な気持ちで開幕を迎えたはずなのに、連勝スタートで始まってから、やれ3位だ、4位だと普段慣れないポジションを維持するにつれて、仏のナカちゃも段々と欲が出てきてしまう訳です。相変わらず防御率が低迷する投手陣には「何やってんだ!」とつい荒げた気持ちになってしまうのです。
負けた日のネットの書き込みを見ると、同じ穴のムジナ衆が、我を忘れて愛する球団に対して目を覆いたくなるような言葉で罵っております。
ネットのニュース見るとある「コメント」欄のあれ、ほんとダメです。
そこまでではないにしろ、私も久々のAクラス争いが目の前にちらつくと、「最下位脱出」だった当初の希望などどこへやら。ついついTVの前で叫んでしまう訳で、うちの奥さんに呆れられるのです。
なんで、「この時期に3位争いなんてスゴイぜ!ベイスターズ!最下位だけにはならなきゃ今シーズンはOKじゃねーの!」って思えなくなってしまうのでしょうか(汗)選手は頑張ってAクラスにいるのに、Aにいるが為に罵られるのは何とも気の毒な話。プロだからそれも宿命でしょうがね。
とは言っても人間、餌をまかれると、簡単に過去の想いを忘れてしまうものですね・・・ホント痛感します。万が一宝くじ当たっても、銀行でくれる「高額当選者の心得」本の通りに生きていく自信はありません。ここのHPが突然閉鎖されたら、宝くじが当たったんだアイツ!と思って頂いて結構です。世界のリゾート地のどっかのビーチでアッポージュース飲んで寝てます。見つけたら声かけて下さい。5万円くらいあげます(*^_^*)
冗談はさておき、ベイスターズの応援は元より、今の仕事に向かう姿勢云々も、初心を省みて、忘れない様にしなければなりません。常に反省。
んーこれって、最初は、「自分に無い感性」を持つ相手が素敵に見えて、お付き合いする理由になったはずなのに、いつしかそれが「価値観の違い」となってお別れの理由に変わるのとおなじ様なもんでしょうか?
・・・違うか。