天高く馬肥ゆる秋。いろんな秋の表現がありますが、秋は「ギャンブルの秋」でもあります。のっけからブログの題材としては非常に聞こえが悪いのであります。
しかし、ギャンブルの中でも競馬は、秋のG1(レースのグレードの事、G1が最高レベルのレース)が年末の有馬記念までずーっと続く、年で1番盛り上がる季節なのです。仕事のページに競馬のブログを乗っけるしょーもない話ですが、ちょっと読んで下さい。
あらかじめ申告しておきますが、私は現在ギャンブラーではありません。現在ってとこがミソです。このお仕事を始めてから、給料ではなく、自力で頂いたお金をギャンブルに投資する気持ちにはなる事が出来ずに、数年間全くギャンブルをしたいと言う気持ちにはなりませんでした。
それが、今月サッカーくじ「toto」をなんとなく購入したのと、TVで競馬中継を観たのを切っ掛けに、「たまにはギャンブルしてみたいなぁ」と言う気持ちになりました。先週の菊花賞で勝ったのが『トーホウジャッカル』と言う栗色の身体に金髪たてがみのイケメンホースで、この馬が実は、東日本大震災のあった夜に産まれた馬としてミラクルストーリーで紹介されていました。
それに合わせて、ボクがちっちゃなミラクルストーリーとして目の当りした、『エルウェーウィン』と言う馬を思い出し、久々にいいなぁギャンブルもと思ってしまったわけです。
ぼくは、財力も度胸もたいしてないので、永久に勝負師にはなれない人間です。至って楽しむ程度のものです。それでもアホな男のロマンを感じて、かなり夢中になった時期があります。そのロマンには賭け事として以上のなにか動物が発揮する不思議な巡り合わせ(ストーリー的な)を感じるものがよくありました。
当時、「ナリタブライアン」に騎乗して、皐月賞、日本ダービー、菊花賞と言うクラッシック3冠を取ったのが南井克己騎手。その南井騎手が、ブライアンで3冠を獲る2年前の朝日杯3歳ステークスと言う人間で言えば高校生のインターハイ決勝みたいなG1レースで、『エルウェーウィン』と言う3番人気の馬に乗り、ビワハヤヒデ(ブライアンのお兄さん)を破って優勝しました。(上写真、手前がエルウェー、奥がハヤヒデ)
その後の活躍が期待されたエルウェーだったのですが、朝日杯の勝利以降、全っっっったく勝てなくなり、南井騎手も数戦乗ったあとは違う騎手が乗って、ファンからの記憶も消えかけながら地道にレースに負け続けていくのです。
そんでもって最後の勝利、朝日杯から3年11か月後。
その日はビワハヤヒデの弟ナリタブライアンも引退を迎え、東京競馬場でも引退式を開くと言うことで、ぼくは友人とその引退式を見に競馬場に向かいました。
ブライアンには当時主戦騎手だった南井騎手も関西から当日騎乗馬がたいして無いのにも関わらず、わざわざ引退式の為に呼ばれ、その無事引退式も終了。
式も終わったし、気を取り直して競馬競馬っと、メインレースはG2「アルゼンチン共和国杯」 2500mと言う長い距離と、ハンデ戦である事で、一線級馬は絶対に出ない地味な重賞レース。(強い馬はハンデがきつくなるので出ない)
出てるのです『エルウェーウィン号』18頭立ての14番人気。ここまでの前5走の着順が、7,6,7,5,6着。はい、無しね。
その時、パドックで見たエルウェーウィンの記憶は今でも残っています。小柄な馬で3歳時(現2歳)とてもG1を勝って世代最強の称号を得た馬にはとても見えなかったです。
「あぁ、昔G1勝ったエルウェーでてるぅ」っくらいなもんです。
で、レース。なんだかわかんないけど実況が大騒ぎ。
「外からエルウェーウィン!! 外からエルウェーウィン!!」
あれ、道中一番ケツッペタあたりを追走してたはずっだったけど、赤地に青袖に白い星のエルウェーのアメリカチックな勝負服を着た騎手が風車の如く鞭をペッチンペッチン。叩き過ぎ(笑)
今まで何やってたんだってくらいのロケット砲炸裂で他全部の馬をぶっこ抜いての勝利。単複連大爆発。エルウェー自身も3年11か月ぶりの大爆発。
「なんでエルウェーが来んの・・・・」
と、あわてて新聞のエルウェーウィンの記事見たら・・・
「鞍上 南井克己」
納得。あ、そうだ今日はブライアンの引退式。東京に来たけど、騎乗馬ない南井騎手に、これまた人気もなく騎乗騎手のいなかったエルウェーの3年越しの再開。今更気づいても時既に遅し。
おバカなトホホのハズレ馬券が秋風に吹かれて消えていく。
でも、なぁーんかいいねぇ~。って話です。久々に当時の相棒が戻ってきてエルウェー頑張ったんだねぇ~っていう話です。ハズレちゃったけどいいもん見たねぇ~って話です。
昔をなんだかTVを見ながら思い出しまして、意味もなく書いてみました。書きながらもまだ当時の記憶でにやけている気持ちの悪いボクです。
コメントをお書きください
ちいやま (火曜日, 04 11月 2014 23:45)
こんにちは。
またまたお邪魔します。
あいにく競馬は観ませんし、馬の名前もリーゼントブルースくらいしかわかりませんが、私もふと思い出したことがありまして…
もう15〜6年前になりますが、娘が中学生の時に、馬が大好きだというクラスメイトの男子に「おまえはヒシアマゾンみたいだな」と言われたそうです。
当時、牝馬ながらたくましく闘っていたヒシアマゾンのことは、なぜか私も知っていたので、何かにつけて男子にも負けないくらい活発な娘のことを、うまく言い表したものだと、可笑しいやら感心するやら…
たぶん彼は、褒め言葉のつもりで言ったにちがいない!
と、今でも信じてますけどね〜(笑)
さくちゃん (木曜日, 06 11月 2014 12:05)
ちいやま様
またまたコメントありがとうございます。
ヒシアマゾンとは・・・! アマゾンの名もさることながら女傑と呼ばれ牡馬に交じって常にG1の上位人気馬として、迫力ある走りが魅力でした。また当時はローカルで名を馳せた中舘騎手と言う渋ーい騎手で戦っていたのが好きでした。
娘さんも今や、当時のアマゾン勝りの活発さに、女性らしさも加わって魅力的な方になられているのでしょーね!
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