恐ろしきD.I.Y

 

年10月から移動した当店も、そこそこ形になり落ち着いてきました。ただここは賃貸の為、内装はすべて影響のないレベルでの手作りとなりました。

 

最近ちまたで流行りのいわゆる「D.I.Y」

Do It Yourselfでしたっけ?

よくよく考えてみたら、自分自身で作るって意味ならMyselfだろうがと思わくはなく、あなた自身のYourselfになったところが、投げかけ側、販売側の造語・思惑だなぁと細かい所に突っ込みを入れつつ、カンコンカンコンと部屋の内装作りを進めてきたのです。

 

お客様も「一人でやったの?へぇすごいねぇ」と感嘆して下さる方もいらっしゃいますが、あくまでも感嘆の頭には「手作りのわりには」と言う見えない前置きがついており、じゃぁって、実際にそのお客様のご自宅の内装をボクがやったら恐らくキレられるのですw

 

 

そんなD.I.Yに関して、実は時折ボク自身「なんて天才なんだ」と感じるがありまして・・・。今日もその天才ぶりを発揮し、多少酔いしれながらのブログ更新です。

 

そもそもO型のボクはこうした作業に関して計画性はまるでなく、思いつき・感覚・衝動・と言ったフワフワした言葉に表される感情で行うもんですから、まぁ再三にして失敗、サイズ違い、挫折を繰り返し、すったもんだしながら、強引にねじ込みゴールを迎えるのです。ひどい時は17型と26型の電球サイズさえ確認せずショップへGo!。売り場でどっちだったっけぇ・・・とひしゃげて1/2の確率に勝負をかけて結果当然外れるという有様。もちろん鼻から図面など存在しないのであります。

 

そんな中、ホントに極まれに、奇跡のドンピシャ完成を迎える作品があり、その時ばかりは己を「天才」と感じずにはいられないのです。

 

 

日、お客様の足元を温める「赤外線温熱器」なるコタツのクレーン版みたいな代物の調子が悪くなりました。電源を入れるとジャリジャリと音がなり、赤外線ランプがお化け屋敷の照明のように明暗を繰り返すのです。こりゃ変だとソケットをいじってみたら、電極部の金属がポロっと取れてしまいました。ハイ、終わり。

 

ざっけんなっって、分解してみたら、ソケット自体が完全に腐食していてボーロボロ。台座も耐熱用のはずが、もはや落雁。さわれば土台がサラサラと崩れだしてしまうではありませんか・・・。なんじゃこりゃ。

某アジア大陸国製のこのマシン。やべぇクヲリチーをしちゃってます。こんなもん使ってりゃあぶなくてしゃぁないけど、お客様の足元も温めたい。

 

こりゃ直すしかない。

 

 

さすがに今日は26型と確認してから量販店に。電気部品棚の前でにらめっこ。

土台はどれにしよう。スイッチもなきゃ不便だ。迷ったけど、えーーーい全て感覚でチョイス。

作業内容は省略。小一時間。できちゃったもんね。ちゃーんと土台もぴったり。スイッチも繋げて(銅線をスイッチパーツに繋げただけ・・・)ネジはサイズが合わないから困った時のロックタイでビビビのビ。

 

イェーイ。全部made in ジャペェーーーン♪ ジャペェーーーン♪(部品がね)だから、ジャリジャリも言わないし、お化け屋敷もない。ボクのD.I.Yのレベルが、某大国の製造レベルをいとも簡単に超えた瞬間です。天才です。

 

・・・・・・・・・・・・こんな感じです・・・。

1勝9敗のギャンブルで、その1勝だけが忘れられずに続けてしまう様なしょうもないレベルのお話です。

ボクが足元にポカポカランプを点けたらお客様、ご覚悟お願い致します・・・。