過去に「スポーツ、見た目から入ろう」という文章を書いたことがありますが、その第2弾。
最近はプリント技術や、データ化技術の向上に伴い、簡単に複雑なデザインが、衣服にプリント出来るようになったおかげで、非常に凝ったユニフォームを目にするようになりました。
その昔は厚ぼったいベース布に文字を模った圧着シートや、ミシンによる刺繍なんかで、ゴワゴワなユニフォーム。しかも手間がかかりますからお値段もなかなかなものでした。
現在は非常に安価で出来る訳ですから、気軽にユニフォームのデザインの変更も可能です。
しかしそれによる、ある意味弊害も出てきています(ボク個人的なw)
ご存知の通りボクは横浜DeNAベイスターズのファンなのですが、ここのところのプロ野球全般での流行りが期間限定ユニフォーム。それと2シーズン位に1回の割合で行われるユニフォームのデザイン変更。
これがかなわんのです。
ユニフォームを身にまとって球場観戦と言うのが今のスタイルなのですが、この観戦用のユニフォームが約8000円強。なかなかです。普通に8000円の服持っていませんw
勇気を振り絞って購入した翌シーズン「ユニフォームデザイン変更のお知らせ」
ざっけんな!。購入して1回しか観戦してないユニフォームがもう旧型に格下げ・・・。
また8000円を握りしめて同じ過ちを繰り返しにショップへ向かうのです。販売側の思惑に乗っかるのです。
伝統と格式あるユニフォーム・・・など今の世には存在しなくなりつつあります。
挙句の果てには、暴走が止まらないチームもちらほら。
ひどい。ひどすぎる。
コンセプトは各々自由ではありますが、戦うという意味で相手がこれ着ていたら、うちでなくて良かったと思う訳で、着る側もこれで戦う気になれるのか疑問です。
応援する側だって、いつものカラーでなければ自分のチームじゃない感じで気持ちが落ち着きません。
もしDeNAが「勝利の炎、レッドユニフォーム!」出してもそれじゃカープ観てる気分です。
パの常勝チームも急に青いユニフォーム着始めたら途端に連敗。
いつもの黒に黄色はもう強い!のイメージだけど、これだとあの強いチームのイメージがまるでなく、なんだかいけそうな気がするぅ~~♪
収益もイベントも大事ですが、なんでもやりゃ良いってもんでもない気がするのは私だけでしょうか?
人はほぼほぼ見た目の印象が強く支配します。
戦う場では特にその心理が影響を及ぼします。ある一定レベルの競技で、ユニフォームの色別の勝率を出してみるのも面白いかもしれませんね。(アメリカのカレッジではそんなデータがあると聞いたことあるような)それで、コンマ1%でも勝てる要素が上がるのなら、重要なポイントの一つになるかもしれませんね。